掲載:2017.10.20

「塩田による塩づくり教室」(協会受託)

第1日目:塩の道を歩く(7月15日)

 恒例の「塩田による塩づくり教室」が、第1日目(平成29年7月15日(土))と第2日目(7月23日(日))の2日にわたり実施された。この教室は、文化協会の会員を中心に結成されている「塩田による塩づくり実行委員会」が、金沢区役所地域振興課から区の文化伝承事業として委託されているもので、全国的に見ても珍しい内容である。今年度で第16回目を数えるが、ここ数年は両日とも、徐々に参加者が減少しているのが残念なことである。 

 

 第1日目の平成29年7月15日(土)

「塩づくりについて学ぶ」

 

 午前9時、小学生12名と保護者12名が金沢公会堂の多目的室に集合。先ずは、室内での学習。資料映像やテキストを用いた実行委員会スタッフの説明で「金沢での塩づくりの歴史」と1週間後の第2日目に行う「塩田による塩づくり作業の手順」などを学習。

 

 室内での学習の後、「塩づくりの歴史」で学んだ、鎌倉時代に鎌倉まで塩を運ぶために作られた「塩の道を歩く」に出発。相模と武蔵の国境にある「鼻欠地蔵」を経て「朝夷奈切通」にかかり、横浜金澤シティガイド協会スタッフの説明を聞きながら峠を越え、鎌倉・十二所の「光触寺」境内の「塩嘗地蔵」まで歩き、往時の塩運びの様子に思いを巡らせた。

先ずは室内で学習 

朝比奈切通を進む 

 


峠の頂上で説明を聞く

峠を下る

「塩嘗地蔵」に到着の皆さん